【専業主夫・大黒柱妻ゼミナール】にお越しいただきありがとうございます。
サイトを運営しております、リコと申します。
このサイトを立ち上げた目的はこちらです。
女性が働きやすい社会を作り、日本の競争力を上げること
日本はまだまだ働く女性に厳しい社会です。
私自身、親から会社を継いで社長に就任した際に「女の子で大丈夫?」、「女のくせに生意気だ」など取引先やお客様、社員からも大きな反発がありました。
しかし、会社の業績が上がり、利益も増えて社員に還元できるようになり、メディアに取り上げられるなどして会社としての地位も向上したところで周りからは認めていただけるようになりました。
会社経営している中で問題に感じたことは以下の3点です。
- 結婚すると共働きであるにも関わらず女性が主に家事、子育てすべきという考えがある
- 女性より男性が収入が低いとイメージが悪い
- 結婚すると女性が姓を変えることが一般的
女性が主に家事、子育てすべきという考えがある
厚生労働省から公表されているデータでは2019年度専業主婦率は32%、共働き世帯率は68%だそうです。
テレビで取り上げられる女性経営者の密着取材では、女性経営者が朝子供のごはんや家事をして仕事に行き、仕事をバリバリこなした上で家に夕飯を作りに帰るという映像をよく見かけます。
私自身も女性経営者としてメディアに取り上げていただく機会が多く、取材を受ける時にも家事をしながら仕事をしているという前提で質問されることがほとんどです。
私の会社でも優秀な女性を雇って育てたとしても結婚で離職してしまう。
また、旦那さんよりも稼ぎがいい女性が子育てのために頻繁に休んでしまうなど、家事や子育ては女性がやるべきものとして社会全体が見ています。
芸能界でもバリバリ働く女性芸能人に対して
「こどもについてあげないのはかわいそう。どうせベビーシッターに預けてほったらかしなんだろう」
という心無いコメントが多いと感じます。
男性芸能人が子供が生まれた後にバリバリ仕事をしても何も言わない世の中なのに、女性が働くと「子供がかわいそう!」となるのはおかしいのではないでしょうか。
女性でバリバリ働きたいのに、働きながら家事も子育てもしないといけないと思うと、仕事のことを考えながら結婚や出産のタイミングを模索する必要があります。模索しているうちに年齢を重ねてしまい、結婚できなかったり高齢出産になり、不妊治療が必要になる事態に陥ります。
私の友人でも特に優秀な女性、経営者、医者、弁護士など高収入の女友達が結婚できずに独身のままです。
優秀な遺伝子を持つ人こそ子供を作って優秀な遺伝子を次世代に残してほしいのに。そこがとてももったいないと感じます。
女性より男性が収入が低いとイメージが悪い
女性よりも男性の方が収入が低いと悪いイメージを持たれることが多いと感じています。
それゆえ、女性自身も恋愛や結婚をする上で「自分よりも高収入の人じゃなきゃ!!」と言う人が圧倒的多数です。
女性が働いて高収入になればなるほど、相手の男性はさらに高収入な人でなければならず、選べる男性の幅が狭まります。
高収入な男性は自分の仕事も忙しいので家事や子育てはほぼできず、結局女性が仕事をこなしつつ家事や育児をすることになり、疲弊していきます。
そしたら女性も男性も働いてベビーシッターやハウスキーパー、家事代行業に頼めばいいんじゃないの?
ということになれば上記の「子供がかわいそう!」という話になっていくわけです。
女性自身も相手の男性も「男性の方が収入が低い、家事は主に男性が担当します」という認識でお互い納得で幸せだったとします。
だがしかし、イメージが悪いので周りからの反対があります。
両親、親戚一同、取引先、客先、職場の上司、同僚、その他もろもろ。
仲の良い友達ですら最初は反対します。自分たちがその選択をした理由を懇切丁寧に説明するという作業が必要です。
男性が高収入で女性が普通のお仕事をしている。このカップルが「お付き合いしました」、「結婚します」の報告の際に否定的な言葉を浴びせられ、お付き合いや説得に時間や労力を要することがあるでしょうか。
私自身が「彼と一緒にいて幸せだ!周りが何言おうと関係ない!」という固い意志を持っていたにも関わらず、お付き合い報告や結婚の報告の際に毎度毎度嫌な思いをする羽目になり、「周りがこんなに反対して不快感を表してるのに結婚する意味あるのか…?」と自問自答したレベルでなかなかにつらい当たりを受けました。
女性が男性よりも働いていて高収入でも幸せに、みんなが祝福してくれる、当たり前の世の中にしたいのです。
結婚すると女性が姓を変えることが一般的
現在の民法では,結婚の際に男性又は女性のいずれか一方が必ず氏を変更して夫婦の名字を統一する必要があります。
女性が働く上では特にこの制度が厄介です。
会社を経営している上で私が考える、名字を変えることによるデメリットはこちらです。
- 手続きが大変。
- 結婚離婚などのプライベート情報が会社や取引先、顧客など公に知られる。
- 今までの名前でのキャリアがぶつ切りにされる。
手続きが大変
私は会社経営しているので、会社関係も色々手続きを変更しないといけないので私自身だけではなく会社の管理部もバタバタになります。
手続きだけであっちいったりこっちいったりのスタンプラリーみたいなのをしないといけなくなって、この手続きだけやってても完了までに2週間はかかります。私は1度結婚した時に苗字を変え、社長になってから夫との死別によって元の苗字に戻したのですが他の仕事も諸々やりつつだったので完了までに2か月ぐらいはかかった記憶があります。
結婚離婚などのプライベート情報が会社や取引先、顧客など公に知られる。
名前を変えると名刺も変わり、取引先やお客様、関係者に「あれ?どうしたの?」ってほぼもれなく聞かれます。
結婚の場合は「結婚しましたー」でおめでたい話で済むのですが元の苗字に戻ったり、さらに違う苗字になったらやはり「あれれれ?」ってなります。
私も名字を元に戻したときにコソコソと色々な噂を立てられていました。
結婚離婚などのプライベートを教えたくもない人たちに伝えることになってしまいます。
会社で使う名前と戸籍名を変えて使い分けたらー?…という話もありますが、実際は印鑑証明が必要だったりする手続きが多く、戸籍名と会社での名前が違うといちいち説明しないといけなかったりミスが増えたりと大変なのです。
今までの名前でのキャリアがぶつ切りにされる。
名前で仕事をしている人、例えば女優さん、学者などがコロコロ名前変わると個人の判断が難しくなりますよね。
今まで佐々木希で仕事していた人が渡部希になると
「あれ?誰?(´・ω・`)」
ってなりませんか?
学者や研究者もその人の名前で研究発表したりするので名前が変わると過去の研究結果と結びつきにくくなります。
私も名前でエゴサーチすると過去の記事や情報がたくさん出てきます。
そこから名前が変わってしまうと過去の記事がHITしなくなり、私自身の今までの功績が切れてゼロからになってしまいます。
上記の理由から、結婚に際して女性が名字を変えることが当たり前とされている社会では女性がバリバリ働くことが難しいと感じています。
まとめに
私自身が会社を経営し、専業主夫の夫と幸せな家庭を築いて情報を発信することで女性の地位向上と女性が働きやすい社会を作ることを通じて、日本の国際的な競争力を上げたいと考えております。
日本の文化や国が大好きで、日本を良くしたい、住みやすい国にしたいと願っておりますので、楽しんでいただきながら応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
【専業主夫・大黒柱妻ゼミナール】リコ