【ふたりは同時に親になる: 産後の「ずれ」の処方箋】の感想・まとめ

【ふたりは同時に親になる: 産後の「ずれ」の処方箋】の感想やなるほどーと思った点をご紹介します。

なぜこの本を読んだかというと、結婚後は仲良しラブラブ夫婦でも子供が生まれると妻が夫のことを嫌いになってしまうという話を聞きました。

私の前職の同僚夫婦でも結婚前はもちろん、結婚して6年間は仲良しでラブラブでしたが子供が生まれて2週間ほどで「夫にイライラする」「夫のこと嫌いになってきた」という話を聞きました。

私も今のところ夫とは仲が良いのですが子供が生まれるにあたり「夫のことを嫌いになりたくない」と思い、この本を読みました。

結論としては

「あ、これ夫側が気を付けないといけないことに私が当てはまりまくっているわ」

ということでした。

妻、夫など男女差ではなく、主に外で稼いでくる側か主に家事子育てを担う側かによって見方が変わってきます。

私がうちの事例では違うなと思ったことは、女性・妻側で言うと出産という大ケガをしたような体にダメージを負った状態の中、またホルモンバランスが出産と産後で大きく乱れている中でさらに子育てという大プロジェクトを任されてしまうためにトリプルパンチで大変という話です。

うちは夫が専業主夫なので、出産という大ケガをした状態の中、またホルモンバランスが出産と産後で大きく乱れている中でも普段通りの仕事に戻るので「子育て」という初めての大仕事を一人で行うわけではないのでそのあたりは当書ほどの大変さはないと思われます。

その他、なるほどと思ったことと実際に夫に読んでもらった感想は以下の通りです。

目次

参考になったこと

家事・子育ては外で仕事している側も主体的に動いているように見せる         

子育てを手伝うというスタンスはNGですという話です。

この話は私もよく聞くので家事の際に夫に「手伝おうか」とは言わず、「私は何をしたらいい?」と聞いていました。

例えば夫が料理をしている時に「手伝おうか」ではなく、「私は何をすればいい?」と尋ねる形です。

なぜこういう聞き方をしていたかというと夫は夫で料理のやり方やルールに細かいこだわりがあるので私が「こうした方がいいんじゃないかな」と思って自分なりに考えて手を出すと「違う!」となって機嫌を損ねてしまうのです。

そのため、夫が次にやろうとして考えていることを「私は何をすればいい?」と聞いてその通りに動こうとしていました。

しかし、当書曰く、こう聞くと上司部下のような関係になってしまい、「指示待ちせずに自分で考えて行動しろよ」と思い、指示する側はモヤっとするらしいです。

正解は「卵この器に割るね」とやろうとしたことを言葉に出して言うことです。

そうすることで主体的に動いている感が出て、外で稼ぐ担当が家事担当側と一緒に家事に取り組んでいるように感じてくれるそうです。

もしこちらのやろうとしていることで正解なら「お願いー」となりますし、やってほしいことを異なる場合は「あ、それよりも先に大きな鍋出してお湯沸かして」など修正の指示が入ります。

「指示出ししないでも自分で考えて動いてよ!なんで私ばっかり考えないといけないの!」というところにイライラするそうなので、上記のように自分で考えた結果を声に出してさりげなく確認しながら動くのが良いですね。

シュフ側が家事を完璧にしなければという呪縛を解く

また、逆にシュフ側も自分のクオリティで家事育児をしないといけないという呪縛を自分で解くのも大事です。

普段やっているようにこだわりを持っているとパートナーが家事育児をすると「それはダメ!」「そんな雑にしないで!」「やり方が違う!」などイライラしますし、やっている方もダメ出しをされ続けるとやる気を失ってしまいます。

うちでも料理に関しては私は大学時代から家族のごはんを作っていたので料理歴は夫よりも長いのですが、夫は夫のやり方にこだわりがあり、私のやり方に対して「違う!」と怒ることがあります。

同じカレーを作るというミッションでも家庭ごとに作り方は異なります。

それぞれの家庭でやり方や手順は違うはずなのに「違う!」と否定されるともう片方は「うちではこれが正しいのに!」となります。

例えばシュフ同士で集まってパーティー料理を作ろうという話になっても「あのやり方効率悪くない?」と思っても「そのやり方違うよ!」などとは言いませんよね?それが家庭だと遠慮がなくなってこのように「注意する、教えてあげている」という発想になってしまいます。

もちろん、我が家では家事に関しては夫がメインなので夫のやり方に合わせて私も今までのやり方を修正しようとしているのですが、いきなり「違う!」と言われると「私のやり方が間違えているわけてはない、やり方があなたと異なるだけなのに」と思ってしまいます。

いきなり「違う!」と声を荒げるのではなく「こう考えているのでこうしてくれると嬉しい」と伝えてほしいです。

これは家事だけではなく会社での部下指導でも一緒です。

仕事では誉めて伸ばすというやり方を実施していますが、部下がやったことに対して「やってくれてありがとう!これはもうちょっとこうしてくれると完璧やね!」や「こうしてくれるとデータがより見やすくなるから嬉しいね」など、やろうとした行動にに対して認めて褒める方法が有効だと言われています。

私は子供はいませんが、子育てでもテストで100点を取ったことに対して褒めると100点取れなければ子供は褒めてもらえないと思ってテストの点数隠すこともあるそうです。

100点を取ったことに対してではなく、100点取れたぐらい勉強がんばったという行動に対して褒めるとその行動を行うそうです。

シュフ側はプロジェクトとして任せるようにする

料理、風呂掃除、洗濯などの家事についてなどは1つの家事の一部を任せるのではなく、風呂掃除なら風呂掃除でまるまる1つのことを任せてしまう。

理由としては風呂掃除をどちらかが交代でやるとするとお互いのやり方や使う洗剤が異なり、「私のやり方と違う!」と揉めることになるので、風呂掃除なら「あなたに風呂掃除任せるからお願いね」とまるまる1つの家事を1つのプロジェクトとして頼むと自分でどうすれば綺麗になるのかを考えて自分で洗剤などを用意したり工夫してやるそうです。

逆に一度託してしまうとパートナーに任せて基本的に口を出さないことも大事だそうです。

せっかくやったのにこまごま指示出されたりダメ出しされると嫌ですもんね。

義母が家に来て「掃除はこうしないと」「赤ちゃんにはこうしないと」と言われたりやり直しされてムカっと来るのと一緒ですね。たとえ正論だとしてもやはりもやもやします。

家事・子育て担当の自由時間をなるべく作る

子育てで寝る時間も無くなり自由時間が圧倒的になるので、仕事終わりにケーキを買って帰ってあげようかななどとは考えずに5分でも10分でも早くまっすぐ家に帰って子育てに参加するなどの行動が大事だそうです。

いつも家事ありがとうなどの気持ちで「たまにはおいしいケーキでも買って帰るかー」ということで20分遅く帰ってくるというのはいらないそうです。

それよりも早く帰ろう。

両親のヘルプや家事代行などに頼ろうとせずに自分も参加する姿勢を持つ

「家事がしんどい」「子育てが大変」と聞いたら私も真っ先に「そしたらこどもを保育園入れて時間作ろうよ」や「家事代行雇おう」や「最先端の便利家事グッズ買ったらいいやん」という話をしてしまいそうです。

実際はそれで家事子育て担当の手は空くはずです。

空くはずですが、家事育児担当から見ると「家事も育児も二人の仕事のはずなのになんでお前の時間や手間をかけようとせずに外部へ投げようとするんだ」というところでムカムカ来るそうです。

そのため、解決方法としては「私も家事子育て一緒にがんばるよ、そこにプラスして家事代行や保育園も考えていこう」という、外で稼ぐ担当も家事育児の当事者意識を持って発言と参加をするべきということでした。

以前SNSでも「出かけてくる間、子供の面倒見ておいてとお願いしたら子供と一緒に実家に戻って義母に面倒みさせていたのが嫌!」という書き込みがありました。

その時は「子供の面倒見ておくという目的は達成されているのに、その方法が嫌という意味がわからない。外注や誰か頼める人がいて便利ならそれを使う方が効率的」と思っていたのですが、問題はそこじゃなかったんですね。

この本読んで理解できました。

まとめ

私はこの本を読んでママの部分にも共感しつつ、主にパパが気を付けるべきことについて「なるほど」と納得したので私なりに良本だと感じました。

逆に夫がこの本を読むと「あー、俺の気持ち書いてくれてる!わかるわー!」となるのかなと思っていました。

実際は以下の通りです。

夫が読んだ感想

「会社帰りにケーキを買って帰ってくるよりも、ケーキなんていらないからその買いに行く時間分早く帰って来てほしい」

「コンビニに一人で行く時間を作ってあげるだけでも気分転換になる」

などについては「そんなわけないやん(笑)」という感想でした。

「男性は女性より体力あるので子供を抱っこしていて「疲れた」と男性は言わないように」などについても「疲れても疲れたと言えない、言うなというのは違うと思う」という感想。

「ママは大変なんだからパパはこうしろ」という本で男性に対してあれやこれやを要求している女性目線でフェミな本という印象だそうです。

私は実際にまだこどもが生まれていないのですが、SNSをはじめ、周りの友達の愚痴や子育ての大変さを聞く機会が多いので「これだけ大変なんだ」と事前に覚悟をしたり、当書を読んで「そうなのか、気を付けないと」と思いました。

一方、夫はSNSでママアカウントと繋がることもないですし、元同僚や友達と話しても子育ての実際の大変さは見えないからこそ子育てを軽視している感じがしました。

私も周りの友達から子育ての過酷さを聞くまでは「子供とテレビ見たりおもちゃで遊んだり歌うたったり家で遊ぶだけだし、子供がお昼寝してる間は一緒に寝たりしてるんでしょ?専業シュフって楽なんでしょ?」って思っていました。

夫もまだ同じ感覚なのかもしれません。

もうすぐ子育てが始まるというのに「今年の新しいゲームでコレがでる!」などの発言もありましたし。

寝られない、トイレにも自分のタイミングでいけないという話も聞く中でゲームなんてやってる時間などないと思うのですが、夫いわく「時間は自分で作るもの!」だそうです。

もし夫が外でバリバリ働いていたとしたら子育てと家事を担当している妻に対して「効率よく家事と子育てしたら時間は作れるはず!」という発言していたと思いますね。

今、実際に専業主夫で家事をしている夫でもこのような発言なので、外で仕事をしている男性に「この本読んでみて」と促して読んでもらい、さらに「そうだったんだ、行動を改めないと」と思わせるのは極めて難しいのかもしれませんね。

この状態の夫がいざ怒涛の子育てが始まった後にはどう考え方が変わるのかちょっと楽しみでもあったりします。

あ、でも考え方を変えて「めっちゃ大変!どうしよう!」って思わせるためには私が昭和のお父さん的に家事育児一切やらないという体制にしないと「ほら、楽勝やん!」になるんですかね。

最初は「この本のアドバイス通りに子育てに積極的に参加しよう」と思っていましたが、夫が大変さを実感してヘルプ出してくるまで夫に家事育児を丸投げして放置してみようかなと思ってみたりもしています。

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