千船病院産科 出産後の入院レポ

千船病院産科、出産後の入院レポです。

出産レポはたまにあるんですが、実際に出産後はどのように入院中を過ごすのかがイメージつきにくかったので今回私の体験をレポします。

目次

出産当日

私は無痛分娩で出産しました。

出産後は赤ちゃんを胸の上で抱かせてもらって動画と写真を撮影し、赤ちゃんをきれいにしてもらってからそのまま新生児室へ預かっていただきました。

下半身の出血具合をチェックするため、2時間は麻酔したままで別室でゆっくり。

普段は出産をした分娩室でそのまま待機なのですが、分娩が混み合ってる日だったので運ばれてきたベッドに転がされて移動して別室へ。

待機中、赤ちゃんは横で寝かせててもいいし、私のようにプロに預かってもらってもオッケーです。

私は不測の事態に対処できないので預かってもらいました。

お股の傷や後陣痛が怖かったのですが、縫って2時間後に背中の麻酔をストップしてあとはロキソニンの痛み止めでいくみたいですね。

ロキソニンは5日分、うむ、十分な量です。

この2時間の休憩の間に「新生児聴覚検査」と「生まれてすぐに行う検査」の申込書をいただいたり、入院中のスケジュールなどの説明があります。

説明は別途紙にも案内があったり、冊子をもらったりするのでその場は「ほうほう」と聞いておいて、後から冊子や紙を見たら書いてあるので基本的には必死になって聞かなくても大丈夫。

「新生児聴覚検査」と「生まれてすぐに行う検査」はやっておいた方がいいと思います。

「生まれてすぐに行う検査」の申し込みはおそらく必須。

「新生児聴覚検査」は任意でお金もかかりますよという内容の説明でしたが、実際は妊婦健診の時に使っていたチケットを使うと補助が出るのでケチらずにやった方がいいと思います。

耳が聞こえているか聞こえていないかってかなり重要ですしね。

この申し込みは早めに申込書をナースステーションに持っていきましょう、その時に補助チケットがついている妊婦健診の時の冊子も忘れずに。

10時に出産したので2時間経過後に血圧などチェックされて入院する部屋へベッドのまま移動しました。

お昼ごはんに間に合ったのでお昼をいただきました。

病室に来て2時間ぐらいしてから強制的にトイレへ。看護師さんがつきそってくれます。

無痛分娩の麻酔をしていたので尿意がわからなくなるそうなので、2時間したら強制的にトイレにいくそうです。

それから背中の点滴を抜き、しばらくしたら手の点滴も抜けてかなり身軽に。これで動き回れるようになりました。

赤ちゃんは出産の次の日からお世話することが多いそうですが、私は夜に一度連れてきてもらいました。

抱っこの仕方や授乳の仕方など教わってやってみましたが、抱っこもどう体を固定させていいかわからずあたふた。

助産師さんが丁寧におしえてくれます。

私は初乳だけ与えてすぐに薬で母乳を止めようとしたのですが、やはり母乳全くでないのであきらめて次の日に母乳を止める薬をもらうことにしました。

出産後1日目

午前中は全赤ちゃんのチェックがあるそうなので昼過ぎから助産師さんが赤ちゃんを連れてきてくれました。

そこでオムツの替え方、ミルクの与え方などをレクチャーしていただき、一緒にやってみました。

助産師さんは退場し、不慣れな私と赤ちゃんが部屋に残されることに。

だいたい3時間おきにオムツチェックとミルクを与えます。

昼過ぎからぐずぐず泣いたり全力で泣いたり、泣いている理由がわからなくて暑すぎるのかとか寒いのかとかネットで調べながら色々やりつつ途方にくれる。

抱いたら泣き止んだりもするけど思い出したように泣く。

このように出産後1日目はおろおろしながら終了しました。

通常は母子同室で赤ちゃんのチェックをする朝の8時~10時半まで以外は赤ちゃんと一緒でお世話をするそうですが、私は助産師さんに夫が専業主夫ということを伝えていたためか助産師さんが「普段お仕事していて家に帰ったら旦那さんが見ていてくれるでしょうし、夜はこちらで預かりますよ」と優しい言葉をかけてくださったためにお言葉に甘えて夜の夕食後ぐらいから赤ちゃんを見てもらっていました。

実際、出産3時間後からパソコンで仕事していたので周りからも変なヤツだなーと思われていたのでしょうが嫌な顔一つせず柔軟に対応してくださって本当にありがたいです。

そして他の出産後のママのみなさん、夜もお世話してるんだなと思うと頭があがりません。

仕事に逃げて申し訳ございません。

こういう意味でもワーママ、バリキャリママに千船病院を全力でおすすめします。

入院している部屋で仕事してても看護師さんから怒られないよ★

出産後2日目

沐浴指導をしていただけるということで朝から沐浴教えていただきました。

新生児室の中に沐浴できる場所があり、自分の赤ちゃんで指導していただきながら実際にやってみます。

動画や本で予習していたつもりですが実際にやってみるとどう体をうごかしてやればいいのかわからなくてオロオロ。

ギャン泣きされると何かまずかったかなとすごく不安になりますが、横にプロがついててくれるので安心して沐浴させることができました。

毎日10時半からは赤ちゃんと母子同室なので私も部屋で赤ちゃんのお世話をしていました。

頻繁に泣くのでやはり仕事してはいますが通常の40%の進捗具合ですね。

やはり子供みながら在宅ワークは難しいですね。(白目)

夕食後に赤ちゃんを預けて私は仕事の続きをしてこの日は終了。

出産後3日目

この日は朝から朝食前に体重測定と尿検査、採血を行います。

朝食後に退院前診察があり、午前中に呼ばれるので診察してもらいます。

主に膣内のチェックと悪露と子宮の戻り具合ですかね。

膣内の内診にビビってましたがそれほどの痛みはありませんでした。

ちなみに会陰切開の縫合糸は溶ける糸なのでそのまま抜糸せずに放置で大丈夫だそうです。

また、会陰切開の痛みがあるのでロキソニンを追加でいただけることになりました。ありがたい。

赤子の耳の検査の結果がかえってきました。

結果は問題なし。

私は申込書を出産同当日すぐに出したのですがちょっと時間かかるのかな?

それか退院までに結果出せばいいかと思って他の方の分を先にやっていたのかもしれませんね。

ともかく、私の場合は3日目に検査結果がわかりました。

ちなみに「生まれてすぐに行う検査」の方は赤子の1か月健診の際に結果を教えてくれるそうです。

また10時半に赤ちゃんを迎えにいき、母子同室でお世話をします。

相変わらずちょこちょこ泣き、ミルクもちょっと飲んでは「もういらない」と拒否し、30分後に「おなかすいたー」と泣かれるということをやられて延々かまっていた気がします。

やはり子供みながら在宅ワークは(略

夕食後にミルクとオムツを替えて新生児室へ預けました。

出産後4日目(退院日)

退院は11時~11時半の間にします。

夫には11時半に迎えにきてもらうようにお願いしていました。

退院当日の朝は部屋に助産師さん来ていただいての血圧測定がありました。

その時に育児について不明点や退院の流れなど細かく聞きました。

気になっていたのは私は退院時にベビードレスを着せようとしていたのですが、そのベビードレスは背中にボタンが数個ついていて頭からがばっと着せるタイプのものでした。

「新生児、首座ってなくて頭ぐらぐらなのにどうやって着せるの…??」

実際に買って持っていっていたものはこちらです。


そこで、助産師さんに

リコ「すみません、教えていただきたいんですけど、退院時にこのワンピース型のセレモニードレス着せたいんですが、どうやって着せるか教えていただけますか?」

助産師「それなら退院前にお着換えこちらでしますよ」

うわー!ありがたい!やってくれるって一番いいやつやん!←

お言葉に甘えてお着換えお願いすることにしました。

また、退院前に赤子の血液型を教えてもらいました

生まれてすぐは母体の血液も混じっているため正確ではないそうですが…。

正確な血液は赤子の健診などで採血がある時に改めてチェックするとわかるそうです。

退院時間になるまでに部屋と荷物の整理、帰る時の自分の服を来て待機。

赤子が11時頃に部屋に来ました。

そこで再度質問

リコ「すみません、ベビードレス着せるのに中に何着せたらいいですか?今、短肌着、長肌着、白い2wayオールとセレモニードレスがあるんですが。ちなみに帰りは車で20分ぐらいで建物から駐車場まではすぐなので外はほぼ歩きません」

助産師「そしたら長肌着、白い2wayオール、セレモニードレス着せておくるみで包んでいきましょうか」

なんでも答えてくれる。本当にありがたい。

ちなみに白い2wayオールはこれを買って持っていきました。


白いセレモニードレスの下なので白い2wayオールだとドレスに響きませんもんね。

長肌着はUNIQLOの定番の新生児肌着の3枚セットみたいなやつです。

助産師さんに着せていただいたのはこんな感じ。

ぶっかぶか!笑

うちの子は産まれた時は身長51センチ、体重3500ぐらいでしたがこのサイズの子に着せてこんな感じになります。

かわいい帽子もついていましたが帽子は絶対被らせられないサイズ感。大きすぎて不格好。

おくるみも持ってきていましたが、私は千船病院からいただいたおくるみに包んでしまうことにしました。

いただいたおくるみはこんなの。かわいい。

ちなみに色はベージュ、ピンク、水色から選べます。

11時半になり、夫が迎えに来ました。

産科病練の5階のエレベーターホールまでは大人の人1人が上がってこられるため、お迎えに来られた方は守衛さんに伝えて5階のエレベーターホールまで上がってもらいます。

その間にナースコールで助産師さんを呼びます。

荷物は大荷物だったので助産師さんがカートに荷物を積んで駐車場の車のところまで一緒に来てくれました。

私は赤子を抱っこして夫は手ぶら。笑

私が退院したのは日曜日だったので精算ができなかったため、精算は2週間健診の時にすることになるそうです。

普通は退院時に精算して帰るみたいです。

その他

上記に記載特にしていませんでしたが、定期的に助産師さんが血圧を測りにきたりします。

あと、「渡した資料見られましたか?」とかの確認や今後の流れの説明など。

なので、仕事してたりすると「今大丈夫ですか?」と頻繁に病室に来られるのでメールの返事や書類作成の仕事は病室でできますが、web会議はさすがに無理でした。

私は母乳ではなく完全ミルクにしていたのですが、ミルクをあげたい場合はナースコールで呼べば適温にしてくれたミルクを持ってきてくれます。

まとめ

千船病院での出産後の入院生活はとても快適でした。

わからないことがあればちょっとしたことでも嫌な顔せずに丁寧に答えていただけました。

出産についてのレポはあるけど、出産後って何するんだろうと私のように不安に感じている方の参考になれば嬉しいです。

ちなみに私は帝王切開ではなくて無痛分娩で出産しておりますので条件が異なると入院生活の流れがおそらく異なりますのでご了承ください。

私の無痛分娩の出産レポはこちらです。

あわせて読みたい
【出産レポ】千船病院 無痛分娩レポ【コロナ蔓延中】 大阪府大阪市西淀川区にある民間の総合病院、千船病院での無痛分娩出産レポです。 ちなみに2022年1月、コロナ新規感染者数が過去最大ぐらいの蔓延中の中でのレポですの...

以下では千船病院での無痛分娩出産するための出産・妊婦健診・病院の部屋や施設・食事・産後健診・赤ちゃんの1か月後健診などのレポのリンクをまとめています。

あわせて読みたい
千船病院 無痛分娩健診出産まとめ 千船病院での無痛分娩出産するための出産・妊婦健診・病院の部屋や施設・食事・産後健診・赤ちゃんの1か月後健診などのレポのリンクをまとめています。 千船病院で出産...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 初めまして!
    ご出産おめでとうございます!
    そしてお疲れ様でした。

    2月に千船病院で無痛分娩を予定しており、出産レポを検索していて辿り着きました!

    不安や疑問に思っていたことなど、
    リアルタイムで、陣痛から退院までの詳細までとっても分かりやすく参考になりました!
    個室希望しているので、そのあたりの詳細も気になっていました!

    私は育休後に職場復帰予定、夫は会社員なので状況は違いますが、仕事と家庭の両立などこれからも拝見させて頂きます。

    ありがとうございました!

    • Sayaさん

      コメントありがとうございます。
      病院選びから実際はどうなのかなどやはりいろいろ不安になりますよね。
      私もネットでかなり情報探しましたがなかなかピンとくる情報がなかったので改めて自分で書いてみた次第です。
      妊娠中や胎児の状況などによっても処置方法や流れが異なるとは思いますが、私にわかる範囲であればお答えできますのでまた気になることがあればご連絡くださいませ!
      無事にご出産できるようお祈りしております!

コメントする

CAPTCHA


目次