専業主夫の夫に対して日々気を付けるべきこと

今回は専業主夫の夫に対して大黒柱妻が気を付けるべきこと、私自身が日々意識している事を5つご紹介します。

目次

専業主夫の夫に対して大黒柱妻が気を付けるべきこと

日々感謝の気持ちを伝える

私には家事を主に担当している主婦・専業主婦の友人がいるのですが、彼女たちの愚痴を聞いていると

「夫から家事は楽だと思われている」
「俺が稼いでるから家事はお前がやって当たり前、なんで俺が家事をせないかんのだと言ってくる」
「ごはん作っても無言で食べて何も言ってくれない」

などの話をよく聞きます。

上記のことをまとめると家事はやって当たり前だと思われることが専業主婦・専業主夫からすると不服なのです。

そのため、専業主夫の夫に対して私は小さなことに日々ありがとうを伝えています。

例えば「ごみ捨てありがとう!」「お風呂掃除ありがとう!」「ごはんおいしかった!ありがとう!」「お茶入れてくれてありがとう!」など、小さなこと全てにありがとうを言葉で伝えています。

些細なことであれば休日の夜に寝る前にベッドで横に寝ている夫に対して「今日一緒に動物園行ってくれてありがとう」や「いつも隣にいてくれて幸せ、ありがとう」も伝えています。

そもそも、相手に「ありがとう」を伝えると相手からも「ありがとう」を返そうという返報性の法則が働きます。

逆に「私の方がしんどい!あなたは楽をしている!」という言葉を投げかけると相手も同じように「俺の方がしんどい!大変だ!お前の仕事は楽だろう!」という気持ちになることは明らかです。

「私の方がしんどい!あなたは楽をしている!」という言葉に対して「そうだな、俺の方が楽をしているな…」と思うことはそうそうありません。

その言葉に関して言い返してこない、返事がない場合はだいたい言っても無駄だから言うことをあきらめている場合がほとんどです。

些細なことに対してもありがとうを日々伝えていきましょう。

逆に専業主婦の奥様も大黒柱の旦那さんに「いつも会社でがんばって働いてきてくれてありがとう」「ごみ捨て行ってくれてありがとう」を伝えてますか?

一度まずは自分からありがとう発信してみてください。

「手伝う」というスタンスではなく、家事も育児も双方の仕事だと認識して積極的に動くようにする

個人的には外で働いてお金を稼いでくるのが私の仕事、家事という家の中のあれこれをするのが夫の仕事という業務分担として当たりまえとは感じていますが、主婦・専業主婦の友人たち曰くムカつくのが

夫は家事や育児を手伝うというスタンスを取っていること

と口をそろえていいます。

例えば
「洗濯物取り込んできてあげようか?」
「子供の面倒見ておいてあげようか?」
などの
「あげようか?」にムカつくそうです。

この「あげようか?」に対しては「本来は自分の仕事ではないけれどやってあげてもいいよ」というニュアンスが含まれているようです。

なので

「洗濯物取り込んできてあげようか?」
ではなく、
「洗濯物取り込むね」
と声をかける。

「子供の面倒見ておいてあげとうか?」
ではなく、
「子供と公園一緒にいってくるね」
と声をかける。

専業主婦な皆様からは「わざわざ声かけずにとっとと動けよ!」というご意見もあるかもですが、わざわざ声をかけるのには理由があります。

理由としては家事については仕事の領域は専業主夫の方にあるため、声かけせずに洗濯物を取り込むなどの行動を行ってしまうと「日向にもっと当てて殺菌したかったのに!」など、相手の思惑と違う行動をとってしまうと逆にイライラさせてしまうからです。

一方、明らかにこれが正解と思ったことはやります。

例えば、雨が降ってきたら洗濯物を取り込むなど。

それでも濡れてしまった洗濯物を部屋の中に干すのが正解か、乾燥機に入れるのが正解かがわからないことはあります。

私の場合は乾燥機に入れてしまうと電気代や洗濯物が縮むという恐れもあるので、洗濯物を部屋の中に干しておいて夫が帰宅したら「乾燥機に入れたらまずいかなと思って部屋に干しといた。乾燥機の方が良かった?」と自分の判断した根拠を伝えて指示を仰ぐようにしています。

下記にも記載ありますが、家事に関してはあくまで主夫である夫の領域なので、家事に関しては夫が上司というスタンスで夫のやり方や考え方の方に価値観をすり合わせようとしています。

そのうえで、「手伝う」というスタンスではなく、家事も育児も双方の仕事だと認識して積極的に動くようにするように意識しています。

頼りにしていることを伝える

相手に対していつも頼りにしていることを伝えるようにしています。

人は自分の存在意義を認めてもらうことに幸せを感じます。

外の世界でいろいろな人と日々関わって仕事をしている場合にはいろいろな人からのありがとうの言葉や仕事の成果が見える形が多く、配偶者以外の人からの「頼りにされている感」や「達成感」を感じやすいです。

一方、専業主夫である夫は日々関わる人は私しかおらず、家事に対しては達成感や日々の成長が見えにくいのです。

そのため、「いつも頼りにしているよ」「あなたがいないとダメなんです」という旨を伝えるようにしています。

私の場合は具体的には「私は家事苦手だから〇〇君がいてくれていつもきれいにしてくれてすごく助かってる。ありがとう」「〇〇君が家事してくれてるからいつもがんばってお仕事できてるよ、ありがとう」など。

男性は特に頼られたい意識が高いように思えるため、特にこのあたりは意識して伝えるようにしています。

相手の領域に関して踏み込まない

相手の領域には相手のやり方や価値観を尊重して踏み込まないようにしています。

うちでいうと家事に関しては夫が担当しているので、私のやり方(掃除や洗濯など)は最初には伝えていますが、今は夫が独自のやり方に変えています。

そこに関して私は基本的に反対しません。

よっぽど危険なことがあれば伝えますが、決断は彼に任せています。

気になることは言いますけどね。

例えばお肉の解凍時にお湯をずーっと出しっぱなしにして解凍してたり、お肉を冷凍する時にラップを使わずにビニール袋にさらっと入れて冷凍かけてしまうと肉が空気に触れてパッサパサになるなどは伝えたりもしますが「俺はこれでいいの!」と言われると私はその決定に従います。

家事に関しては夫が上司だという姿勢で私の意見は伝えますが決定は夫に委ねます。

また、夫のやり方や解釈や考え方に沿うように自分なりの考え方を伝えて夫の考え方との解答のすり合わせを行っています。

このあたりは会社でも上司の考え方とのすり合わせを行いながら成長する過程と一緒なので、大黒柱妻は得意な範囲だと思います。

周りに対して夫へのフォローを行う

専業主夫と大黒柱妻という夫婦は世間的にもとても少ない為、家族親族や知人友人などに対して大黒柱妻が専業主夫の夫についてフォローすることが重要です。

世間的に男性が専業主夫をするというのはマイナスなイメージをされる方が多数おられます。

私が結婚する際にも周りには「男性は大黒柱として働くべきだ」、「専業主夫は仕事していないのでヒモと同じ」、「男性が仕事をしていないのは情けない」という先入観を持っている方がほとんどです。

家事は立派な仕事ということは専業主夫の夫の方からはなかなか主張しにくいことです。

そのため、大黒柱妻の方からしっかり説明して夫の立場についてフォローすることが重要です。

具体的には「私が外でしっかり働けているのは夫が家で家事をしてくれているから。とても助かっていて幸せです」としっかり周りに伝えています。

まとめ

専業主夫の夫に対して気を付けるべきことについて以下の5点を意識してみてください。

・日々感謝の気持ちを伝える
・「手伝う」というスタンスではなく、家事も育児も双方の仕事だと認識して積極的に動くようにする
・頼りにしていることを伝える
・相手の領域に関して踏み込まない
・周りに対して夫へのフォローを行う

その他、他の大黒柱妻さんからも「うちはこうしているよ」などあればお話聞かせてくださいませ。

みなさんが幸せな結婚生活を送れますように。

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